避難訓練 ~ 地震・津波から命を守るために ~

 27日(火)に避難訓練が行われました。新年度が始まって一ヶ月たっていませんが、災害はいつくるかわかりません。早めに避難方法や心構えを学んでおくことが大切です。

 今回は地震と大津波を想定した訓練です。(同時に火災も発生) 6時間目の開始間もなく大きな揺れを感じ、生徒は机の下で体を保護、収まったところでグラウンドへ一次避難。(ちなみに、コロナ禍では皆さんマスクをしていると思いますが、消防署員の方によると、火災発生時はマスクの上にハンカチを当てて逃げてくださいとのことです。)一次避難完了後、大津波発生の報告があり、校舎裏山にある福祉施設へ向かって二次避難を開始。椴法華中学校は海岸から100mほどの距離しかなく、大津波が瞬く間に地域を飲み込んでしまう恐れがあります。途中、急斜面の山道を駆け抜け1km弱を全力で走って逃げ、なんとか全員が無事避難完了。最後に校長先生から「津波てんでんこ」の言い伝えとともに、命を守ることの大切さを話していただきました。

 自然豊かな椴法華地区だからこそ、自然を敬い共存する知識と知恵が必要であると、思いを強くする一日となりました。(文責 三上)

    

          グラウンドへ一次避難           二次避難開始       高台へ向かって一目散に

    

               急な山道を進む        消防署の方からの講評          校長先生のお話