10月16日(木)海向祭が行われました。2年生の総合的な学習の時間と国語科の発表についてお伝えします。
2年生の総合的な学習の時間の発表は、職場体験についてまとめたものでした。体験先は、函館競馬場と函館港湾開発部でした。それぞれの体験場所で一人ずつ体験し、海向祭当日の発表も各自でまとめました。発表では、具体的な情報を更に調べて追加したり、クイズにしたりと工夫していました。一人一人別々に発表しましたが、それぞれの発表でお互いに機器操作等の補佐をして助け合っていました。
また、聴衆の反応を見ながら身振りを入れたり、リアクションをしたりするなど、わかりやすく楽しい発表をすることができました。練習した成果を発揮できたと思います。二人のコンビネーションもすばらしかったです。

国語科の発表では、前半は去年受賞した作文の朗読、後半はビブリオバトルをしました。朗読は落ち着いて読み上げ、作品の良さをしっかりと聴衆に伝えることができました。後半は二人の代表者によるビブリオバトルでした。それぞれが三分間本の説明を行い、それに対しての質問を二分間受け付けました。司会と質問も生徒たちが行いました。今回は、椴法華小学校の皆さんも来てくれていましたので、小学生が読みたくなるように、「ノラネコ軍団お寿司屋さん」と「タコのなぞ『海の賢者』のひみつ88」を選びました。三分間の発表は、聴く人の興味を引き立てるように工夫して、それぞれの個性が発揮された発表でした。二分間の質問タイムは椴法華中学校の二人の生徒だけではなく、椴法華小学校の先生や児童も質問してくれました。小学生からは鋭い質問も出て、会場が温かな笑いに包まれることもありました。ビブリオバトルは新しい試みでしたので、最初はできるか不安そうでしたが、徐々に盛り上がり、楽しみながら完成させていました。当日欠席してしまった生徒も含め、みんなで国語の発表を作り上げたと思います。お互いに助け合う姿からも大きな成長を感じました。
