2024年6月の記事一覧

この五円玉もらってもいいですか?(緑の募金2)

 皆さんこんにちは。お久しぶりです。森です。

 お待たせしました。少し前の話ですが…生徒会として取り組んだ緑の募金の集計をしました。

 生徒や職員の皆様の協力もあり、かなり重たくなった募金箱。かなりの量の硬貨が入っており、まずは種類ごとに仕分けをすることにしました。

 順調に4人+私で仕分けをする中、ピッカピカの五円玉が。生徒の1人は、「この五円玉もらってもいいですか?」ととても目を輝かせていました。横では、「僕はこの薄っぺらいのもらってもいいですか?」との声も。そんなこんなでお金の誘惑に負けそうになりながらも、それぞれ何枚あるか数えて、掛け算と足し算で合計金額を出しました。

 しかし、まだ親玉一円玉が残っています。この一円玉が厄介なのです。なぜなら、枚数が段違い。たまらず、後日に回すことに。そんな中、「1枚1gなので、重さを測ったらいいんじゃないですか?」と生徒から名案が。ということで、理科のM先生から電子天秤を借りて測ってみました。一回で測り切れる量ではなく、何回かに分けて測ることに。すると、1枚1gのはずが、なぜか小数点が。誤差というものですね。機械も完璧ではないようです。諦めてみんなで数えたところ、300枚近くの一円玉がありました。(写真は、数えている様子です。)

 ということで、募金の合計金額が出ました。その額…なんと、4663円!全校生徒4人の学校にしては、かなり集まったのではないでしょうか。

 募金してくれた職員の皆様にも、みんなで金額を報告しました。ご協力、ありがとうございました。
(数えたお金は、私が責任をもって郵便局へ行き、振り込みました。)

 次の生徒会活動も、お楽しみに。

初夏…

 6月に入ってから低温が続きました。給食の時間に天候の話をしているとき、生徒が「海霧(じり)」という表現を使いました。私が鹿部の学校に赴任したときに初めて聞いて、調べてみたのを思いだしました。海からの霧が「海霧」です。俳句でも夏の季語として使われています。たしかにこの時期、海からの霧が見られることがあります。地域の中で、生徒たちがしっかりと文化を受ついでいることを実感し、とても頼もしく思えました。

 6月6日(木)には、地域・海浜清掃を行いました。地域の道路沿いのごみ拾いをしながら、サーフビーチまで歩き、海浜の清掃をしました。砂浜に打ち上げる波は、確かにサーフィンに向いていそうでした。白い煙が立ち上る恵山も見えました。雄大な自然を感じながら、終了時間ギリギリまで清掃活動をしっかりと頑張ってきました。拾いにくいゴミがあっても、何とか工夫して取ろうとする誠実な姿がたくさん見られました。地域清掃中、地域の方々が、生徒の挨拶に明るく応じてくださったり、お声をかけてくださったりしました。生徒が地域の美化について考える貴重な経験でした。

 海浜清掃 恵山

 

地域清掃

海浜清掃 地域