校長あいさつ

 函館市椴法華地区(旧椴法華村)は、渡島半島の東端に位置し、平成16年12月に他の東部3町とともに函館市と合併し、現在に至っています。椴法華中学校は、昭和22年に開設され、ピーク時の昭和30年代後半から40年代前半には、300名を超える生徒が在籍していました。その後は、急激な減少傾向をたどり、平成28年には複式学級を設置しましたが、平成30年の再単式化を経て、現在は複式1学級全校生徒5名の極小規模の中学校となっています。
 椴法華中学校の校訓「自主拡大」のもと、コンパクトな学校の利点を活かし、生徒の夢や目標を育み、保護者・地域から信頼され、生徒も教師も成長を実感できる学校を目指して学校経営を進めています。
 また、本校は、平成30年より始まった椴法華地区コミュニティ・スクールにおいて、お隣の椴法華小学校とともに目指す子ども像を共有し、教育課程の連続性や系統性の確立、学び・指導・取組の一貫性を目指して、地域とともに推進しています。
 今後とも教職員一同、子どもたちの健やかな成長を願い、一人一人の子どもの個性に応じた教育活動の展開に力を注いでまいりたいと思いますので、今後とも皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

                                     函館市立椴法華中学校長