＃１

3.11

　平成２３年（２０１１年）３月１１日（金）午後２時４６分、東北地方太平洋沖地震が起きました。１９，７４７名の方が亡くなり、まだ３万人以上の方が避難生活を続けています。（東日本大震災）【注１】

　この震災を機に、防災について全国でさまざまな見直しと点検が行われたのは言うまでもありません。

　さて、本校は函館市から「指定避難所」および「（地震および土砂災害）指定緊急避難場所」に指定されています。【注２】

　写真の非常食や保存水は、本校に備蓄されているものです。「防災」を意識するきっかけとなればと考え、消費期限が近づいてきた非常食や保存水を今週生徒へ配布しました。

　「災害は、忘れたころにやってくる」という言葉もあります。あらためて、学校で、ご家庭で、地域で、考えてみたいですね。

【注１】http://www.thr.mlit.go.jp/shinsaidensho/kids-01.html

【注２】函館市避難所一覧：https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2016051600074/

＃２　校長先生からのメッセージ

『何もすることが見つからないと、時間は長く感じる。やるべきことが見つかると、時間は短く感じる。高校へ行ったら、「時間を短く感じられる」ようにがんばりたい。』

　卒業式が来週の火曜日にせまってきました。函館市内の中学校では、卒業式の練習が毎日続けられています。

　本校の卒業式では、３年生が卒業証書を受け取った後、「感謝のことば」をマイクを通じ、話す場面があります。

　昨日の練習では、「感謝のことば」の代わりに、「今日の校長先生の授業を受けての感想」をのべてもらいました。

　上のことばは、その中で、ある生徒が述べたものです。

　昨日、斉藤校長先生に授業を１コマ（５０分）していただきました。校長先生のいままでの経験（スポーツを通じて、趣味を通じてなど）も交え、「卒業生にむけてのメッセージ」を伝えていただきました。上の生徒のことばは、校長先生からのメッセージとリンクするものでした。

　卒業前の１コマ。３年生の心を刺激する、校長先生からのメッセージ。３年生にとって、貴重な時間となりました。